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NPO環 活動報告ページ

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2010年8月

8月1日からフランス人学生がやってきた。。。。。その1

2010年8月15日 (日)

思いがけず、忙繁期の夏の一ヶ月間、フランス人学生を研修生として受け入れることになった。

以前のオーナーさんが受け入れた経緯からの依頼だったが、来る事にはとりあえず前向きに取り組んでいくという、NPO「環」の心意気(?)で受け入れ決定。これといった下準備もないままに8月1日の午後、高速バスで彼らはやってきた。

デプレ・バンジャマン と ディマーリ・エチェン。                              フランス国立電気工科大学院(グランゼコール)の一年生、21歳と20歳の青年だ。       夏の海外企業研修で語学と労働を経験させることが、一年生の必須単位になっているそうで、「悠遊塾ふぁみりぃ」では、スタッフと寝食を共にして仕事をし、日本語と日本を理解する一助になればと、母心を抱きつつ共に過ごす毎日が始まった。

7月は岐阜でホームステイをしながら、女子大で日本語の授業を受けて来た彼らは、日本語の勉強を始めて9ヶ月というのに、かなり聴きとれていて驚く。岐阜で、女子学生達と過ごした経験は大きく、日本のアニメや若者文化はすぐに共通理解に繋がり、言葉は大きな障害にはならないようだ。常に豆辞書を持ち歩くバンジャマンは、スポンジのように日本語を吸収していく。

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ふぁみりぃでの彼らの仕事は、テーブルセッティングとサービス、ベッドメイキングとフロア掃除、食器の拭きあげやかたずけ、頼んだ仕事はすぐに自分達の仕事としてすすんでやってくれる。スタッフと日本語で、二人でフランス語をささやきながら。お客様にもきちんと挨拶をして、辞書を引きながら話をしている。                                 

なかなか好評のようだが、スタッフはシニア、お客様もシニアの多いふぁみりぃでは、お年頃の青年達にちょっと可哀想だね、、との声もスタッフからあがってくる。食事も野菜中心で、日本人の若者でも毎日では閉口するかも。ここは、スタッフの母心、彼らの好きなココアやフランスパンを用意したり、お客様のバースディケーキを作った日にはスタッフ用も焼き皆でいただいた。

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    noteスタッフ手作りのケーキに嬉しそうな、バンジャマン(左)とエチェン(右)cake

仕事の合い間に八ヶ岳南麓の自然の中に連れだしたり、みそぎ神社の薪能の時には、狂言のいろはを体験したが、念願の富士山は夏の靄に隠れてなかなか姿を見せてくれない。

お客さまが続いた前半が過ぎ、彼らにどんな変化があったのだろうか。交代でふぁみりぃにやってくるスタッフ達も、忙しいなかにも若い彼らに刺激をいただき、気持ちも世界に向かう。NPO法人「環」として、悠遊塾ふぁみりぃを事業化して三年目。どんな気付きが用意されているのか。自然体で過ごしていきたいと願う。

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一時間ほどの練習で、自分の名前を墨で書く。仕事の合間の日本文化交流。サウスポーのバンジャマンも頑張りました。

                                         文責:山口